それでも人は書き続ける
昔、流行った2chのコピペで
「さぁ、今日も誰も読まない学級新聞でも作るか」
とキャラクターが言う、絶妙にももの悲しいアスキーアートがあった
人はたとえ、誰かが読まなくても文字を書きたいらしい。
今はその気持ちである。
このブログなるものが世に溢れることで、
人は簡単に自分の思いを文字にして表現できるようになってしまった。
「徒然草」「方丈記」を皆が書く時代になってしまった。
それはとてもおもしろい。
面白い事なのだが、
「ツンデレ草」ってのはセンスがどうかと思うんだ(・ω・`)
どこまで続くぬかるみぞ(´・ω・`)
おひさしぶりです。
あなたのたかちゃんです。
前回は田邊さんの詩をのっけたりしてみました。
気分転換に、
ブログタイトルを「どこまで続くぬかるみぞ(´・ω・`)」
に一新し、内容も一新してみます。
とりあえず、継続して毎日文章を書くことを大事にしたいと思っている。
それじゃあ、今日はこのへんで。
泥濘 田邉利宏
泥濘 田邉利宏
寒い泥濘である。
泥濘は果てしない曠野を伸び
丘をのぼり林を抜け
それは俺達の暗愁のやうに長い。
それは俺達の靴を吸ひ
蛇のやうに疲労をからませる。
すべりころび泥まみれになり
汚れた手で鼻汁をすゝり乍らも
見よ、兵隊たちは獣のやうに
野から丘、丘から丘へつづいてゐる。
黄昏れてゆく初冬の中を
苦悩に充ちた行列が
黙々として前進する。
敵を求めて
未知の地図の上を進んでゆく。
愛と美しいものに見離されて
たゞひたすらに地の果てに向ひ
大行軍は泥濘の中に消える。
ながい悪夢のやうな大行列は
誰からも忘られて夜の中に消えるのだ。
1940年11月13日


